みなさんは筋トレにはいくつか種類があることを知っていますか?
ただ闇雲に知っている方法をやっているだけではダメなんです。
やり方によっては痛みを出してしまうこともあります。
しっかりと筋トレについての知識を深めていきましょう。
筋トレの方法にはいくつか種類があります。
今回はみなさんがよくやっている方法である、求心性収縮、遠心性収縮、等尺性収縮について紹介します。
求心性収縮
今回は腕の筋トレで、ダンベルを用いた筋トレで説明します。
ダンベルを持ち、肘を曲げることで鍛えることのできる筋肉はみなさん聞いたことがある上腕二頭筋です。
求心性収縮は簡単に言うと、肘を曲げるときの筋トレのことを言います。
筋肉の長さが短くなりながら収縮する方法ですね。
メリット
小さな負荷で運動回数を増やすことにより、筋肉の持久力をあげることができる
この求心性収縮というのは、これから紹介する3つの収縮方法の中で一番負荷が小さいものになります。
疲れにくい筋肉を作るために、運動回数を増やしやすいというのがメリットですね!
デメリット
筋力増強には限界がある
先ほどの述べた通り、負荷自体は他の2人に比べると小さいので、筋力を増強したい場合は他のものの方が適しています。
遠心性収縮
こちらもダンベルでの筋トレで説明しますが、先ほどのやり方の逆で、肘をゆっくりと伸ばすのが遠心性収縮になります。
筋肉の長さが長くなりながら収縮する方法です。
他にはスクワットや、腕立て伏せもこの遠心性収縮ですね!
メリット
筋肉にかかる負荷が大きいので、筋力の増強に向いている
これが一番のメリットですね!
負荷がとても大きいので、強い筋肉を作りたい方にはおススメです!
デメリット
負荷が大きすぎるので、筋損傷のリスクなどもあります。
自分に適したレベルで運動を行ってくださいね。
等尺性収縮
等尺性収縮の定義としては、筋肉の長さが変わらずに収縮する方法です。
少しイメージがつきにくいかもしれませんね。
先ほどのダンベルの例でいうと、ダンベルを持ったまま一切動かさないという感じでしょうか。
ダンベルを落とさないように力は入っていますが、筋の長さは変わってないですよね。
これが等尺性収縮です。
他には空気椅子や、実は姿勢を保持することも等尺性収縮なんです!
姿勢を綺麗に保つための筋肉はこちらで紹介していますのでどうぞ!
https://therapy-p.work/posture/
メリット
動かすと痛いという方などにもやっていただけるという点です!
痛みがあると動きというのは制限されてしまいます。
しかし、この収縮方法では動きがないので、そのような方でもすることが可能です!
デメリット
血圧が上昇しやすい
これは特に高齢者や、高血圧の方は要注意ですね。
特に息を止めるとさらに血圧が上がりやすいので、ここらへんは注意しましょう。
まとめ
今回は3つの筋トレの種類について紹介させていただきました。
求心性収縮、遠心性収縮、等尺性収縮、これら3つですね。
持久力を上げたいなら求心性、パワーをつけたいなら遠心性、痛みなどがあって大きくは動かせないというなら等尺性といった感じでしょうか?
腹筋を行う際も、上がる時が求心性収縮で、降りる時が遠心性収縮です。
なので、腹筋自体を効率よく鍛えたいなら、上がる時よりも、ゆっくりと降りることを意識してやる方がいいですね!
みなさんも、自分にあった筋トレ方法を見つけてみてください!
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