ノロウイルスの対処法と感染予防する方法!自分と家族を守る為に

ノロウイルス

みなさん、風邪など引かずに元気にお過ごしでしょうか?

寒くなって来ると流行り出すもので怖いものといえば『ノロウイルス』です。

このノロウイルスの感染力を甘く見ていると

吐き気
嘔吐
下痢
腹痛

などを引き起こすだけでなく身近にいる子供やお年寄りに感染してしまうと命の
危機すら招いてしまいます。

ですから感染を予防したり正しい知識をつけておく事はこれからの時期は必須
です。

そこで今回はノロウイルスについての対処法と感染を予防する方法についてご
紹介していきます。

あなたの健康を守る為に、そして大事な人を守る為にぜひ参考にして下さい。

目次

ノロウイルスの対処法と感染予防する方法|基礎知識を身に着けよ

ノロウイルスの対処法と感染予防する方法|基礎知識を
 身に着けよう

ノロウイルスの対処法の理解と感染を予防するためにはまず基礎知識が必要
です。

ノロウィルスについての基礎知識を説明していきます。

ノロウイルスの症状と特徴とは?

ノロウイルスとは幅広い年齢層で『急性胃腸炎』を引き起こすウイルス性の感
染症です。

また、感染力が非常に強く少しのウイルスでも簡単に人に感染してしまいま
す。

ですから「どうせ自分は大丈夫」と思わずに対策法を知っておくことが大事で
す。

具体的な症状としては

吐き気
嘔吐
下痢
腹痛

などの症状が起きます。

特に嘔吐は通常の嘔吐とは違い噴水の様に出ますし量もかなり多く出るのが
特徴です。

またすっぱいニオイもするので通常の嘔吐と区別を付ける事が出来ます。

この様な症状が出た場合ノロウイルスを疑いましょう。

ノロウイルスの流行期間と潜伏期間とは?

ノロウイルスは10 月頃から発症者が増え始めて 12 月~1月
頃にピークを迎えます。

そして流行が収まるのが3月頃までですから 10 月から約半年は注意が必要
になります。

ノロウイルスに感染してから症状が出るまでの潜伏期間はおよそ 24 時間~
48 時間
です。

つまり感染してから症状が出るまでに時間が空いてからの発症となるんです。

ノロウイルスの感染源と感染経路とは?

ノロウイルスの感染を予防するために感染源と感染経路を知っておきましょう。
感染源は大まかに分けて2つあります。

感染者の汚物による接触感染や飛沫感染

ノロウイルスに汚染された牡蠣などの二枚貝、加熱処理されていない料理、水
道水など

この2つです。

感染経路を知っておくと予防や対処する際に適切に処理することが出来ますから必ず覚えておきましょう。

ノロウイルスの2つの予防法とは?

ノロウイルスの予防法とは?

ノロウイルスの予防法としては大きく分けて2つあります。

それは手洗い、うがい。

もう一つは頻繁に手で触れる物の消毒です。

ノロウイルス感染予防の為の手洗いとうがいの方法

ノロウイルスの予防として手洗いとうがいはとても効果的な方法です。

手や指に付着しているウイルスを減らす事が出来るからです。

手洗いとうがいをするタイミングとしては

帰宅時
食事の前
トイレに行った後
調理をする前

これらのタイミングでは必ず良く手を洗う事で感染を予防できます。

具体的な手の洗い方としては

STEP
まず流水で手の表面の汚れを落とす
STEP
10 秒間石鹸で全体を洗った後に 15 秒指や指の間をしっかりと揉む様にし
て洗い流す

これを2回行いましょう。

STEP
使い捨てペーパータオルや清潔なタオルでよく手を拭く

注意点としては親指や手の甲や指先、爪の間、手首、手のしわなどは洗い残し
の多い箇所です。

これらの箇所は意識して洗いましょう。

頻繁に手で触れる物の消毒をしておこう。

頻繁に手で触れる物を消毒しておくことも重要です。

消毒しておくことでノロウイルスの感染を防げます。

消毒するときの注意点としてはノロウイルスにアルコール消毒は効果が無い事
を覚えておいてください。

必ず『次亜塩素酸ナトリウム』を使いましょう。

次亜塩素酸ナトリウムの濃度は 500ml のペットボトルにキャップ2杯分の次亜
塩素酸ナトリウムを入れるくらいが目安です。

消毒しておくべき箇所は

テーブル
ドアノブ
キッチン周り
調理器具や食器
スマホ
他、手が触れやすい所

これらの箇所は注意してよく消毒しておきましょう。

予め消毒しておくことで感染を予防できますよ。

家族が感染して嘔吐してしまった時の対処法

家族が感染して嘔吐してしまった時の対処法

とはいえいくら予防をしていても家族が感染してしまい嘔吐してしまう事も十分
ありえます。

そんな時は「自分も感染しない様に気を付ける」「拡散を防ぐ」この2点を重点
に対策をしましょう。

以下で具体的な対処法を解説していきます。

あらかじめ準備しておくべきものリスト

あらかじめ準備しておくことで嘔吐があった際に迅速に対応できます。

以下の物を嘔吐物処理セットとしてまとめておくと安心です。

使い捨てペーパータオル or 古新聞 or ボロ布
500ml ペットボトル
ポリ袋4枚
次亜塩素酸ナトリウム
マスク、エプロン(出来れば長袖)、使い捨て手袋

嘔吐があってからバタバタすると乾燥し飛散して感染を広げてしまう可能性が
ありますからなるべくすぐ使えるように準備しておきましょう。

嘔吐物処理の前にしておく事

いざ嘔吐物を処理しようとすると慣れない事なので焦るかと思います。

ですが適切に対応しないと自分や他の家族にも感染してしまう可能性がある
ので落ち着いて対応しましょう。

まずは2次感染を防ぐために他の家族を感染者から遠ざけます。

そして換気をする為に窓を開けてもらうなど依頼をしておくと良いです。

また忘れてはいけない重要な事は『飛沫による感染を防ぐ事』です。

嘔吐物にペーパータオルをかけて飛沫しない様に最優先で対応しておきましょ
う。

次に上記でご紹介した嘔吐物処理セットを用意し汚染エリアから遠い所に置き
ましょう。

そして対応する本人はまずエプロン(出来れば長袖)を着用し使い捨て手袋を3
~4重で着用します。

そしてマスクを隙間なく着用しましょう。

またビニール袋を両足に履いてシューズカバー代わりにすれば完璧です。

これで嘔吐物を処理する準備が整いました。

実際の嘔吐物処理方法を解説

前段階で嘔吐物の飛沫感染を防ぐためにかけたペーパータオルを外側から内側に向かってゆっくりとぬぐい取ります。

この時汚れたペーパータオルで床をこすらないようにしましょう。

感染を広げる原因になります。

汚染したペーパータオルはすぐにビニール袋の中に入れましょう。

ある程度拭き終えたら嘔吐物が付着していた床を新聞紙やペーパータオルでおおい、あらかじめ作って置いた次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を染み込ませて 10 分間床の消毒をしましょう。

消毒する範囲は嘔吐物の中心から半径2メートルの範囲です。

壁などがある場合は高さ 1.6 メートルまで汚染している可能性があるのでそこ
まで消毒しておきましょう。

カーペットの場合は高温のスチームアイロンを1分以上当てて消毒しましょう。

高熱でもノロウイルスは死滅します。

嘔吐物を処理した後の後片付けの方法

嘔吐物を処理した後の後片付けの方法も重要です。

せっかく適切に処理しても片づけが適切でないと2次感染の可能性もあります
から適切に処理しましょう。

まず、エプロンや手袋やシューズカバーを汚染面が内側になる様に丸めてビニ
ール袋に入れます。

また消毒液のボトルなど処理に使ったものも忘れずにビニール袋の中に入れ
てしまいましょう。

最後に消毒液をビニール袋の中に浸るくらい入れてビニール袋を2重にして口
をしっかり縛ります。

後はそのゴミ袋を家の外に置いて完了です。

自分の手洗いうがいも忘れずに行いましょう。

その後の対応

汚染した衣類は次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。

肌や髪の毛に着いた汚染物は次亜塩素酸ナトリウムを使えませんのでシャワ
ーで洗い流しましょう。

また感染拡大を防ぐためにノロウイルスの感染者は必ず家族と違う部屋に隔
離してください。

ノロウイルスの対処法と感染予防する方法|まとめ

ノロウイルスの対処法と感染予防する方法|まとめ

ここまでノロウイルスの対処法と感染予防する方法について解説してきまし
た。

ノロウイルスに感染してしまったら対処するのはとても大変です。

ですから普段から予防をしっかりとしておきましょう。

なによりノロウイルスに感染してしまった本人がとてもしんどいですからね。

とはいえ十分注意していても感染を 100%防ぐ事は困難です。

あらかじめ対処法を頭に入れておきましょう。

重要なのは『ノロウイルス感染を予防しておく事』

もし家族が感染してしまったら『自分も感染しない事』『飛沫を防ぐ事』
これを覚えておきましょう。

ノロウイルスが流行る時期はクリスマスや冬休みやお正月など楽しいイベント
がたくさんあります。

そんな時期に苦しい思いはしたくないですよね?

ぜひ今回ご紹介したノロウイルスの対処法と感染予防する方法を参考にお変
わりない生活をして頂けたら幸いです。

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