あなたはやろうと決めたことが3日坊主で終わってしまったという経験はありませんか?
何かを習慣化する事って思っている以上に難しいことです。
今回は医学的な話も交えて、習慣化のコツについてお話していきたいと思います。
この記事を読んで、3日坊主を卒業しましょう。
成功体験を積み、習慣化する
よく、成功体験を積むことが大事みたいな話を聞きませんか?
実はこれは医学的にも証明されていることなんです。
成功体験が起こると、その時に脳はドーパミンという物質を放出します。
このドーパミンが放出されると、その直前にやっていた行動が脳神経の結びつきにより、またやりたいものと認識されるようになるのです。
これによって、またやりたいというサイクルを作り習慣化していくわけです。
このドーパミンが出にくくなる病気にパーキンソン病というのがあるのですが、リハビリの際も最後は成功体験を感じさせてからリハビリを終えるというのがおすすめされています。
こうすることでドーパミンの放出を助け、またリハビリをしたい、私はできるんだという風にリハビリの習慣化を促すわけです。
もちろんパーキンソン病の患者さんだけでなく、他のリハビリの際にも、何か習慣化したいと思っている人にも効果があります。
他にもドーパミンは快楽を感じた時にも放出されます。
麻薬やタバコなどももちろんそれ自体の依存性が高いですが、このドーパミンの放出によってやめられなくなるわけです。
それほどドーパミンの効果が高いということは、ドーパミンの放出させることができれば習慣化も容易であるということです。
快楽を感じるような、自分にとって楽しいことを見つけて習慣化していくのがいいですね。
さらにドーパミンには強化学習にも効果があるといわれていて、ドーパミンが放出されるようなことはどんどん強化されていきます。
つまりドーパミンが最大限まで放出される行為を行うこと、これがあなたの力を最大限に引き出すことなんです。
好きなことを仕事にするのは、医学的にも自分が一番能力を発揮できる仕事というわけですね。
ここまでの話を簡単にまとめると、習慣化するにはドーパミンの放出を促すために小さなことでいいので成功体験を積むことが大切です。
もしできるのなら自分の好きなこと、楽しめることを習慣化するのがいいですね。
自分の能力が一番発揮されますし、なにより習慣化しやすいです。
また成功体験は小さなものから積んでいくのをおすすめします。
逆に失敗してしまうと、習慣化ができなくなってしまいますからね
成功体験を積むための目標設定の仕方などはこちらで紹介しています。
生活の一部にする
もうこれは完全に生活の一部としてしまう方法です。
朝起きて一番にすること、ご飯を食べた後にすること、お風呂上がりにこれをするなどのようにいつするのかを明確にし、習慣化するのです。
今日は○○をしようなどの決め方だと、さぼってしまうことが多いです。
しかし、生活上で必ずやっていることとセットにすることで、あなたが習慣化したいと思っていることも生活の一部にすることができます。
目標を決める際もそうですが、決めたことが具体的であればあるほどいいです。
- 帰りの電車で今日疑問に思ったことの論文を読む
- 歯磨き中に音声コンテンツで勉強する
- お風呂上りにストレッチをする
今では毎日の習慣となっています。
「やらなくては」という考え方から、歯磨きやお風呂のように「やるのが当たり前」まで持っていけたら素晴らしいですね。
外出して、習慣化する
習慣化する方法として、外出して、人の目がある場所で習慣化したいことをやるのがおすすめです。
勉強を習慣化したいのならカフェでやる。
お金を使いたくない!という方は、勉強をリビングなど親の前でやるなどでもいいですね。
人目のある場所ではさぼりにくいですし、何より人ってやはりすごいって思われたい生き物なんです。
自分一人で何かをやるよりも、そのやっている姿を誰かに見てもらってすごいと思ってもらう方が次やる時へのモチベーションへもつながります。
運動であるのならば、1人でやるのではなく誰か一緒にやってくれる人を見つけるのもおすすめです。
同じことを習慣化してくれる人がいるのならば、それまでの成果や、こういう方法もいいのでは?と話したりできるので一番いいですね。
習慣化のコツのまとめ
今回は習慣化するためのコツについて紹介しました。
私自身も3日坊主でしたが、これらを意識するようにしてから勉強や読書の習慣がついてきましたね。
簡単なことばかりなので、さっそく今日からでも試していただけたらと思います。
みなさんもぜひ参考にしてみてください。
人目に付く場所で、朝ご飯の前に、ランニングをまずは15分から初めて成功体験積んでいくのにゃ!
にゃんしょーがめずらしくまともなこと言ってますね・・・
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