自分に合った本の選び方、なかなか難しいですよね。
読書を始めたいと思って本を買ってみても自分に合った本が選べず、すぐに辞めてしまったという方も多いと思います。
タイトルが面白そうだから買ってみたけど中身が想像していたのと違った
最近有名な本だから買ってみたけどあまり面白くなかった
などということもほんとにあるあるです。
有名だからと言って自分に合っているかはわかりません。
新しい知識を得たいと思って本を読むうえで大切なのは、自分に合った本を選ぶことです。
今回は自分に合った本の選び方を紹介していこうと思います。
自分に合った本とは?
ではまず自分に合った本の選び方の前に、自分に合った本とはどのような本のことを言うのでしょうか?
自分に合った本とは、自分を成長させてくれる本、つまり読み終わった後に自分の中で何かが変わり、生活内での行動などが変わる本だと思っています。
50万年後地球は滅びる!なぜなら○○だから!、あなたの隣の人は宇宙人かもしれない!なぜなら現在地球には〇万人宇宙人が?といった内容は確かに読んでいて面白い内容だとは思います。
しかし読み終わった後に生活が大きく変わるなどということはほとんどなく、一年もすれば内容も忘れてしまってることが多いです。
もちろんこれらの内容を否定するわけではないです。
しかし読んで明日からこれを意識して初めてみようだとか、この本のこの部分を実践するなと思うことができる本が自分に合っている本だと私は思います。
逆に自分に合わないような本のことを、白鳥晴彦さんの「深読み」読書術では「毒」本と紹介しています。
しかし「毒」本だとわかっていても、ジャンクフードを私たちが食べてしまうように受け入れて読んでしまいます。
そして「毒」本によっておこる体への害に対しては、運動や健康的な食事、つまり自分に合った本達でバランスを取っていると「深読み」読書術中では紹介されているのです。
つまり「毒」本にもたくさん触れても、多くのお金や時間を使って自分に合った本に出会えば大丈夫としているわけです。
しかしどうせなら効率よく自分に合った本を選びたいですよね。
立ち読みをする
当たり前のことを言いますが、読んでみないとその本が自分に合っているのかどうかなんてわかるわけがありません。
自分に合った本を選ぶためには本屋さんに寄って、立ち読みをしましょう。
できるなら全ページを読み、これは自分に合っていると思った本を買うのが一番ですが、自分に合った本を選ぶまで時間がかかりますし、本屋さんにも悪いと思ってしまいますよね。
現在は電子書籍も流通してきて、携帯でどこでも初めの数ページを試し読みという形で読むことができるようになってきています。
しかし電子書籍ではできないこともあるのです。
それはあとがきが読めないこと。
本のあとがきというのは、本の大切なところがまとめてありこの本に何が書いてあるのかわかりやすくなっています。
そのため、本屋さんに寄って立ち読みしていただきたいと思います。
この時見てほしいのは、目次とあとがき、そして初めの数ページです。
本の内容は先ほど言った目次とあとがきである程度予想できます。
そして内容が自分のレベルに合っているかは初めの数ページで決めましょう。
始めの数ページを読んで自分にとって読みやすい文章か?難しすぎないか?などを判断しましょう。
逆に簡単すぎる場合も、自分の成長につながらない場合があるので目次・あとがきと合わせて判断しましょう。
孫引きをする
みなさんも、この本の作者は好きだから毎回買ってしまうというのはよくあることだと思います。
私もメンタリストのDaiGoさんの本が好きでよく買いますし、ホリエモンやキングコングの西野さんなども有名で何冊も本を出しているのでファンが多いですよね。
○○さんの本は私に合っているということから、その人の本を買うというのは自分に合った本を見つける一つの方法ですがもう一つ方法があります。
それは孫引きという方法です。
全ての本でやられているわけではないですが、本の最後にこの本を書くうえで参考にした書籍などをまとめて書いてあります。
その本の参考書籍を見つけることを孫引きと言います。
自分がいいなと思った本の作者が参考にした本なら、その本が自分に合っている可能性も高いです。
もちろん確実に合っているとは言えないので、先ほどの立ち読も併用しましょう。
孫引きを上手く活用してみてください。
人の評価をあまり参考にしない
これも本を選ぶうえで大切にしてほしいことの一つです。
インターネットが普及した今、○○ 本 評価と調べれば、その本についての評価がたくさん出てくると思います。
良いレビューがいっぱい書いてあるから買ったが、思ってた内容と違ってあまり良くなかったと思うことはよくあることです。
もう一つ問題なのは、悪い評価を見つけてしまい買うのを辞めてしまうことです。
私もゲームのアプリのダウンロードなどをするときに、何千というレビューがあるのに、たった2つこれは課金ゲーだからやめといたほうがいいというレビューを見ただけでダウンロードを辞めてしまったことがあります。
人は良い評価よりも悪い評価に目が行きがちです。
他人が悪いと思っていても、自分に合っている本の可能性は十分にあります。
最高の本との出会いになったかもしれないのにそれはとてももったいないです。
自分に合った本を選ぶなら人の意見は軽く参考にする程度にし、先ほどまで紹介した方法を使って自分自身で判断するのがいいでしょう。
自分に合った本の選び方のまとめ
今回は自分に合った本の選び方について紹介しました。
もちろん自分に合っていない本との出会いも大切です。
しかし時間的余裕や、金銭的な問題がある方もいらっしゃると思うので今回はこちらの方法を紹介しました。
大切なのは、立ち読みをすること(目次・あとがき・初めの数ページ)、孫引きをすること、人の意見ではなく自分で自分に合った本を選ぶことです。
しかし中には本屋さんに行くのもな…という方もいらっしゃると思います。
電子書籍の試し読みは初めの数ページしかできないと言いましたが、読み放題のサービスなどなら全部読めるのでお勧めです。
むしろこういう読み放題のサービスでこそ、今回紹介した自分に合った本の選び方が輝くのではないかなと思います。
おすすめはやはり今後もサービス終了などの心配がないAmazonです。
月額980円なので、1冊読めば元は取れる計算ですね。
何冊も買って読むのはな・・・と思っている方も月に980円で大量の本が読めるので、こちらの方が本の選び方としては合っているかもしれません。
30日の無料体験期間もあるので気軽に試せるのがいいですね。
他にもプライム会員なら無料で本を読むこともできます。
プライム会員だけど知らないという方お多いみたいなので、こちらも参考にしてみてください。
また今回の記事ですが、こちらの本を参考に書かせていただきました。
是非孫引きしてみてくださいね!
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