大学にもよると思いますが、国家試験対策を始めだす時期になってきました。
今年用の国家試験対策本もたくさん出ていますね。
ただ国家試験対策の本は多すぎて、どれを選べばいいのかわからない方も多いはず。
そこで今回は私が使っているおすすめの国家試験対策本を紹介したいと思います。
また国家試験対策の本は終わってからも売ることができるので、まずは買って自分に合うもの選んでいきましょう。
理学療法士・作業療法士国家試験必修ポイント 専門基礎分野 基礎医学 2020
まず理学療法士の国家試験を受けるにあたって、何点満点なのか?何点取れば合格なのか?など知っているようで知らないことも多いのでは?
とりあえず1冊は持っておいて損はないと思います。
解説も過去問の正誤の解説から始まり、その後図や表を使って細かく説明してくださっています。
また購入者には特典として、スマホなどで読める電子版、オンラインテストもついてきます。
国試対策の本って結構持ち運びには不便なので、スマホなどでサッと見れるというのは強みです。
問題の傾向の部分が特に詳しい1冊なので、こういう風に勉強していこうかなとプランを立てていくためにまずはこの1冊から始めてみるのおすすめです。
欠点としては合計4冊と他の参考書と比べると冊数が多い点ですね。
クエスチョン・バンク 理学療法士 国家試験問題解説 2020
一番有名な国試対策本と言えばこのクエスチョン・バンクかなと思います。
他の本に比べると大きく持ち運びとしては少し不便に感じるかもしれませんが、2冊だけなので結局は他の参考書シリーズと変わらないかなと思います。
基本的に1ページに1問で進んでいき、結構細かく説明されている1冊になっていると思います。
できるだけ多くの問題を少なめの冊数で網羅したい場合はクエスチョンバンクがおすすめです。
また周辺知識も他の参考書よりもしっかりと書かれているのがクエスチョンバンクの一番のメリットかと思います。
ただ欠点として、練習問題がついていないので、自身で練習問題を用意する必要があります。
PT・OT国家試験共通問題 でるもん・でたもん
参考書の多くは過去5年分の過去問から作っているのに対し、でるもん・でたもんでは過去10年分の問題から作られている参考書です。
ただ前述した参考書とは違い、毎年出るタイプの参考書ではないところには注意です。
もちろん基本的なところに変わりはないので大きく困ることはありませんが、去年の問題が載っているわけではないことだけは覚えておきましょう。
しかし昔の問題までしっかりと学ぶことができるので、1冊を終える頃にはしっかりとした知識がついているかと思います。
サッとノート感覚で開けたり、各単元ごとのまとめチェックリストで単元の復習ができるのでおすすめしたい1冊です。
国試の達人
有名どころの1冊なので紹介はさせていただきますが、個人的にはあまりおすすめしません。
内容としてはわかりやすくまとまっているのですが、情報量が少ないと個人的に感じます。
まずは最低限の知識からしっかりとやっておきたいなどという場合にはおすすめできます。
結構多めに試し読みができるようになっているので、どんな内容なのかなと気になる方は公式サイトを覗いてみましょう。
また練習問題は他の参考書に比べると多いので、練習問題をたくさん解きたいという方にはお勧めできます。
教科書類
国試は教科書レベルの問題で構成されています。
過去問解いていると、たまーにですが参考書に載っていない問題などがあると教科書類で調べる必要があるわけです。
とくにわかりやすくておすすめの教科書は病気が見えるシリーズです。
ただ全てのシリーズをそろえようとすると結構な数になってしまうので
- 自分の苦手な単元だけ購入する
- 大学の図書館などを利用する
などして上手く使っていきましょう。
結局どの参考書を購入すればいいのか?
- 必修ポイント
- クエスチョンバンク
- でるもん・でたもん
- 国試の達人
- 病気が見える
を今回は紹介させていただきました。
どの国試対策本を買えばいいの?となりそうですが、私としては数冊は持っておくというのが正解だと思っています。
○○ではここまでしか説明されていないけど、△△ではさらに詳しい説明が載っているなんてこともよくあります。
そのため、一つの過去問に対してもいくつかの参考書から知識を得ることでより深いところまで学習できます。
でもどうしても1冊まずどれから買えばいいのか?となると、必修ポイントを私なら選びます。
スマホで見れる点、問題の傾向、オンラインテストなど1冊でできることが多い点が素晴らしいですね。
必ず国試に合格できるよう、一緒に頑張っていきましょう!!
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