理学療法士・作業療法士が必ず知っておくべき!初めての職場で失敗しない心構え

理学療法士・作業療法士として国家試験に合格し、いよいよ初めての職場で働き始める皆さん、おめでとうございます!社会人としての第一歩は期待と不安が入り混じるものです。特に医療や福祉の現場では、患者さんや利用者さん、先輩スタッフとの関係構築が重要であり、最初の印象がその後の仕事に大きな影響を与えます。

この記事では、「初めての職場で失敗しないための心構え」を10項目に分けて解説します。これを読んで、スムーズに新しい環境へ適応し、理学療法士・作業療法士として自信を持ってスタートを切りましょう!

目次

1. 初心を忘れず「学ぶ姿勢」を持つ

初めての職場では、学生時代とは異なる実践的なスキルが求められます。「学ぶ姿勢」を常に持ち続けることが大切です。先輩や同僚からのアドバイスには素直に耳を傾け、「わからないことは質問する」という姿勢を徹底しましょう。

わからないことをそのままにする、考えないはNGです!

  • 「教えてもらう」のではなく「自ら学ぶ」意識を持つ
  • メモを取る習慣をつける
  • 聞いたことを実践してみる

1年目の頃は臨床疑問を適宜解決する+動画コンテンツ(リハノメが最強)で学ぶがおすすめです。

2. 最初の挨拶で好印象を与える

初日の挨拶は職場での第一印象を決定づけます。明るく元気な挨拶は、それだけで周囲に好印象を与え、信頼関係の第一歩となります。自己紹介では、自分の名前や出身校、意気込みなどを簡潔に伝えましょう。

また廊下ですれ違った際なども元気よく挨拶するだけでも好印象となります。

  • 笑顔とハキハキした声で挨拶する
  • 「よろしくお願いします」と感謝の気持ちも添える
  • 自己紹介は短くわかりやすく

3. 職場ルールとマナーを守る

どんな職場にも独自のルールや文化があります。例えば、服装規定や業務開始前後の準備方法など、細かなルールにも注意しましょう。また、医療現場では患者さんへの接し方やプライバシー保護なども重要です。

  • 就業規則やマニュアルは必ず確認する
  • 先輩や上司の行動を観察して職場文化を理解する
  • 「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」を徹底する

4. 患者さんへの「敬意」と「共感」を大切に

理学療法士・作業療法士として患者さんや利用者さんと接する際には、「敬意」と「共感」を忘れないことが基本です。一人ひとり異なる背景やニーズがあるため、相手の話に耳を傾け、その人に合った対応を心がけましょう。

同じ疾患でも同じ症状や同じ背景の人はいません。その人の人生を背負っているのを念頭に置いておきましょう。

  • 患者さんの名前は必ず覚える
  • 丁寧な言葉遣いと態度で接する
  • 相手の立場になって考える

5. 小さなミスも報告する

新人時代は誰でもミスをします。しかし、大切なのはミスを隠さず、早めに報告して対処することです。小さなミスでも放置すると後々大きな問題になる可能性があります。

インシデントではレポートを書くので、落ち込んでしまうかと思いますが、ミスから学び、同じ失敗を繰り返さないよう努めましょう。

  • ミスしたらすぐに上司や先輩に報告する
  • ミスした原因と改善策を考える
  • 自分だけで解決しようとしない

6. チームワークを意識する

理学療法士・作業療法士はチーム医療や多職種連携が求められる仕事です。同僚や他職種(看護師、医師、介護士など)との円滑なコミュニケーションが患者さんへの質の高いケアにつながります。

特にリハ職同士、看護師とは密に話す機会がほんとに多いのでしっかりと名前を覚えるようにしましょう。

  • 他職種へのリスペクトを忘れない
  • 自分から積極的にコミュニケーションを取る
  • チーム全体の目標を意識して行動する

7. 時間管理能力を磨く

忙しい医療現場では時間管理が非常に重要です。患者さんとのリハビリ時間だけでなく、記録作成やカンファレンスなど多くの業務があります。優先順位をつけて効率的に動く力が求められます。

  • スケジュール帳をつけ、計画的に動く
  • 「今すべきこと」を常に考える
  • 残業せず定時内で終わらせる努力をする

8. フィードバックを素直に受け入れる

新人時代には先輩から多くのフィードバックがあると思います。時には厳しい指摘もあるかもしれませんが、それはあなたの成長を願っているからこそです。感謝の気持ちで受け止め、自分自身の改善につなげましょう。

私は新人時代に上の方から指摘されたことを今でも気を付けており、そのおかげで今の自分があると思っています。

  • 指摘された内容を書き留める
  • 感謝の言葉(例:「ご指導ありがとうございます」)を伝える
  • 改善した結果も報告する

9. 自己管理能力を高める

理学療法士・作業療法士は体力勝負でもあります。同時に、患者さんと接する仕事なので健康管理にも気を配りましょう。ストレス発散方法やリラックスできる趣味など、自分なりのリフレッシュ方法を見つけておきましょう。

特に働き始めは気を張っていたのもあって、帰ったらご飯を食べて風呂に入ったら寝るみたいな生活でした…

  • 規則正しい生活習慣(睡眠・食事・運動)を守る
  • 疲れたら無理せず休む
  • 同僚とのコミュニケーションで悩みを共有する

10. 長期的な視点でキャリアプランニング

最初は目の前の仕事に集中することが大切ですが、長期的なキャリアプランも少しずつ考えていきましょう。例えば、「専門分野(スポーツリハビリ、高齢者ケアなど)」「取得したい資格」「将来目指すポジション」など、自分自身と向き合う時間も必要です。

  • 興味ある分野について調べる
  • 研修会やセミナーへの参加も検討する
  • 定期的にキャリア目標を書き出してみる

また定期的にレバウェルリハビリなどのリハビリ専門の転職サイトを覗くのもおすすめです。自身の職場と比べて他の職場の給与や待遇、どのようなことを学んでいけば自身のキャリアに有意となるのかなど学べることが多いです。

私は仕事が少し嫌になったときとかによく見ていました(笑)。

まとめ

初めての職場では、不安や戸惑いがあって当然です。しかし、「学ぶ姿勢」「コミュニケーション」「自己管理」を大切にすれば、新しい環境でも必ず成長できます。そして何より、「失敗してもいい」という気持ちで前向きに挑戦してください。理学療法士・作業療法士として素晴らしいスタートダッシュが切れるよう応援しています!


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次