第60回国家試験を終えた皆さん、本当にお疲れさまでした!長い勉強期間を乗り越え、次は社会人としてのスタートを切る準備期間です。この貴重な時間をどう過ごすかで、これからのキャリアが大きく変わるかもしれません。ここでは、国家試験後にやるべきことを10個にまとめました。
1. 自己採点で合格ラインを確認
試験が終わったら、まずは自己採点をしましょう。国家試験の合格基準は「総得点280点中168点以上」かつ「実地問題43点以上」です。合格発表まで不安な日々が続くかもしれませんが、自己採点である程度の見通しが立ちます。
私の行っていた大学では次の日に教授数人が解いたものを使用し、採点してくださるシステムだったのでありがたかったです・・・
2. 免許申請の準備
合格後には免許申請が必要です。以下の書類を早めに準備しておきましょう
- 住民票
- 診断書(医師から)
- 写真(規定サイズ)
- 収入印紙(申請手数料分の9000円)
手続きには時間がかかるので、スムーズに進められるよう事前に確認しておくことが大切です。
申請が遅れると免許が届くのに時間がかかり、周りの同期達が免許届いて担当患者を持ち始めているのに自分は見学だけなんてことになる可能性もあります。
申請自体は合格発表後の14時から自分が住んでいる地域の保健所で可能なのでその日に行くのが一番確実です。
3. 就職先との連絡と確認
内定先がある場合は、自己採点後すぐに連絡をし、合わせて勤務開始日や研修スケジュールを確認しましょう。
また、初日に必要な書類や持ち物についてもリストアップしておくと安心です。不明点は早めに問い合わせてください。
4. 専門知識を復習する
働き始めると、学生時代に学んだ知識をすぐに活用する場面が多くなります。特に解剖学や運動学などの基礎知識や、実習で学んだリハビリ技術を復習しておくと良いでしょう。
あとは働いていく中で患者さんについて疑問に思ったことをどんどん学んでいけば大丈夫です。
5. 新しいスキルを学ぶ
時間がある今こそ、新しいスキルを身につけるチャンスです。例えば
- リハノメなどのオンライン講座で最新のリハビリ技術を学ぶ
- コミュニケーションスキル向上のための本を読む
6. 社会人マナーを身につける
社会人として初めての職場では、マナーがとても重要です。以下のポイントを押さえておきましょう:
- 敬語の使い方
- 名刺交換の方法
- メールや電話対応の基本
今はビジネスマナー本や動画で簡単に学べます。私が読んでいたのはこちらの本です。
7. 健康管理と体力づくり
理学療法士・作業療法士は体力勝負の仕事でもあります。
私はあまり運動習慣がない方だったので、4月5月は帰ってご飯食べてお風呂に入ったら寝るだけという日々でした(笑)。
この期間に運動習慣をつけたり、規則正しい生活を心がけて健康状態を整えておきましょう。
8. 趣味や旅行でリフレッシュ
長い勉強期間中に我慢していた趣味や旅行でリフレッシュすることも大切です。心身ともにリラックスすることで、新しい環境への適応力も高まります。
コロナ禍ほど厳しくはないので大丈夫かと思いますが、無理な計画は立てないように気を付けましょう。
9. 断捨離をする
国家試験の本や使わない参考書など一気にこの時間に整理してしまうのがおすすめです。
私が使ったのは「専門書アカデミー」さんでした。専門書や医療系の参考書に特化したサイトであり、送料無料で段ボールまでプレゼントしてくださるので一気にいらないものを引き取ってもらえました。
なかなか働き出すと片づける時間も取りづらくなるのでこの機会にやってしまうのがおすすめです。
10. 家族や友人との時間を大切にする
国家試験まで支えてくれた家族や友人に感謝の気持ちを伝えましょう。
特に社会人になると一人暮らしを始めたり、また新たな関係性も増え、家族と過ごす時間が減ったりなどもあります。この期間中に一緒に過ごすことで絆が深まり、社会人生活へのエネルギーとなります。
まとめ
国家試験後から働き始めるまでの期間は、一生に一度しかない特別な時間です。働く場所にもよりますが、なかなか社会人になると長期間の休みを一気にとれること機会は少ないです。
この時期に何をするかで社会人生活へのスタートダッシュが決まります。ぜひ計画的に行動し、有意義な時間を過ごしてください!
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