「理学療法士の5月病」対処法と乗り越え方~休息・コミュニケーション・ペース配分・やりがい意識で心身を守る」

理学療法士 5月病

理学療法士は、病気やケガなどで機能障害を抱える患者さまの回復を支援する重要な役割を担っています。しかし、その一方で、多くの課題や困難にも直面しがちです。特に5月は新年度のスタートとともに業務が増え、過密なスケジュールや精神的なストレスから「5月病」に陥ることもあります。本記事では、理学療法士が5月病を乗り越えるためのポイントをご紹介します。

目次

休息を十分にとる

理学療法士の仕事は、患者さまの状態評価、リハビリ計画立案、治療、記録作成など、肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。特に新人理学療法士は、慣れない環境で多くの課題に直面し、疲労が蓄積しやすくなります。

睡眠不足は疲労を蓄積させ、集中力の低下、イライラ感、やる気の低下につながるため、適度な休息を確保することが不可欠です。自分の体調に合わせて、質の良い睡眠をとり、リフレッシュする時間を設けましょう。

人によって最適な睡眠時間は違うと言われているので、いくつか試してみて自分に合った睡眠時間を確保しましょう。

私が実際にやって効果のあった睡眠改善方法としては

  • 寝る前はブルーライトを浴びない+寝室にスマホを持ち込まない
  • いいマットレス+枕の購入
  • 日中運動、太陽を浴びる
  • switchbotを使い、電気のオンオフ、カーテンの開け閉めなどを自動で行うようにする

4点です。気になるものから試してみてください。



同僚や上司とコミュニケーションをとる

理学療法士は、患者さまとの1対1の関わりが多いため、孤独感や疎外感を感じがちです。同じ職場で働く同僚や上司との積極的なコミュニケーションは、精神的な支えになります。

困ったことがあれば遠慮なく相談し、自分の考えや気持ちを共有することで、理解を深め合えます。上司は部下の状況を把握し、フォローアップする役割も担っています。周りの人と助け合う関係を構築することが大切です。

昔に比べると飲み会なども減ってきているかと思いますが、たまに行ってみると意外と楽しいものですよ。

転職サイトを見てみる

私も去年5月病に陥った際に実際にやってみて一番効果があった方法です。

転職サイトにいくつか登録し、転職先を見てみるこれだけです。

自分を必要としてくれる職場がこんなにあるんだ・・・ 今の職場の待遇ってめちゃくちゃいいんだ!などいろんな発見がありました。

おすすめはリハ職専門サイトであるレバウェルリハビリです。リハ職専門なので、高給与な求人や普通の転職サイトでは非公開となっているものまで見つけることが可能です。

登録して眺めてみるだけでも十分な効果があったので今回紹介する中では特におすすめの方法です。



自分のペースを大切にする

患者さまの回復には個人差があり、一人ひとりの状態に合わせた対応が求められます。自分のペースを無理に崩さず、できる範囲で着実に取り組むことが重要です。過剰に仕事を抱え込まず、業務の優先順位をつけるなどして、無理のないペースで進めましょう。

他者と比較して自分を追い詰めるのではなく、自分自身と向き合い、ゆっくりとステップを踏んでいくことで、焦りや不安を和らげることができます。

患者さまにもよく話すのですが、比べるべきは周りではなくて昨日の自分です。昨日よりも半歩でも進めていたら十分な進歩ですよ!

やりがいを見つける

理学療法士は、患者さまの小さな変化に喜びを感じたり、目標の達成を共に喜び合えるなど、やりがいのある仕事です。患者さまから感謝の言葉をいただいたり、家族の方からお礼を言われたりする経験は、モチベーションの源になります。学生時代初めての実習で何もできない僕でしたが、退院の際に泣きながらお礼を言われたことを今でも覚えています。

一方で、患者さまの状態が思うように改善しない場合もあり、理学療法士は葛藤を抱えがちです。しかし、そうした経験から学び、次の患者さまのケアに活かしていくことができます。このように、やりがいと共に苦労も伴う理学療法士の仕事ですが、一つひとつの小さな喜びを大切にすることがモチベーション維持につながります。

自身の健康管理に気をつける

理学療法士は、患者さまの健康回復を支援する立場にあるからこそ、自身の心身の健康管理が何よりも大切になります。ストレスをためこまずに、適切に発散する方法を見つけましょう。趣味や運動、読書など、自分なりの方法で気分転換を図ることが大切です。休みと仕事のオンオフはしっかりと取りましょうね!

また、適応障害のような精神的な不調に陥った場合は、早期に医療機関を受診することをおすすめします。理学療法士は患者さまのサポートを最優先に考えがちですが、自分の健康がないと良質なケアを提供することはできません。心身ともにベストなコンディションを保つように心がけましょう。

まとめ

5月病は理学療法士を始め、その他誰もが経験する可能性があります。しかし、適切な対処をすれば乗り越えられます。

休息を十分にとり、周りの人と助け合う関係を築きながら無理のないペースで着実に業務に取り組み、楽しみや喜びを見つけながらモチベーションを維持します。さらに、普段から自身の健康管理にも気をつけましょう。

このように対処することで、理学療法士は質の高いケアを提供し続けられるはずです。自分自身が健康でないと、患者さまを健康になんてできません。

また勤務先がブラックである、自分に合っていないといった理由で5月病に陥っている場合はレバウェルリハビリでの転職を考えるのがおすすめです。レバウェルリハビリはリハ職専門の転職サイトの為、自身に合った勤務先が見つかりやすいです。

あなたの力を発揮できる場所は別にあるかもしれませんよ。

患者さまへの想いを胸に、5月病を乗り越え、やりがいのある理学療法士として働き続けていってください。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次