ストレッチにはたくさん種類があり、それぞれやり方が違うことをご存じですか?
ストレッチは怪我の予防や、健康の維持だけでなく理学療法などのためにも実際に医療の現場で使われています。
みなさんも特に怪我の予防として、ストレッチを行うことが多いのではないでしょうか?
ストレッチの種類ごとに名前が違うため、これは○○だよ説明できたらかっこいいですね!
みなさんがやっているストレッチは本当に効果がありますか・・・?
スタティックストレッチング
まず一つ目はスタティックストレッチングです。
これは静的ストレッチングとも呼ばれます。
名前の通り、反動をつけずゆっくりと痛みの出ないところまで筋肉を伸ばし、ストレッチを行います。
こちらはよく現場でもやっている方を見かけますね。
ただパートナーが必要になることが多いのが一つのデメリットになるかなと思います。
ただストレッチは一人でなく、パートナーがいたほうが確実にいいと思います。
文字だけではわかりづらいと思うので、動画のリンクも載せておきます。
今回は太ももの裏側の筋肉、ハムストリングスのストレッチを行っています。
動画のように、パートナーが反動をつけずに、ゆっくりと押して、痛みが出すぎないところで止めてあげてください。
動画では10秒ほどとおっしゃっていますが、いろいろと説があり、今回はその状態で15秒から60秒ほど足を持ち、止めておいてあげてください。
15秒から60秒ほど経ったら、緩めてリラックスさせてあげてください。
これを数回繰り返しましょう。
これを週2、3回行うだけで効果が出ます!
注意点として、実施中に息を止めないように注意してください。
痛いからといって息を止めてしまうと、血圧が上がり危険なので、しっかりと深呼吸しながら行いましょう。
ホールドリラックス
こちらはあまり見たことないやり方かもしれません。
個人的にはこれが1番効果があると思っています!
こちらも太ももの裏を伸ばすことを目的のストレッチで紹介します。
やり方は、スタティックストレッチングと同じ位置まで、実施者の足を持ち上げます。
その状態で実施者は膝を伸ばしたまま、足を地面につけるように下へと下げようとします。
パートナーは実施者がその位置から動かないように踵を持って、全力で抑えてください。
それを約5秒から10秒程度行います。(パートナーはめちゃくちゃしんどいです)
こちらも文字だけだとわかりにくいので、動画のリンクを載せておきます。
これを3から5セット繰り返します。
こちらも注意点としては先ほどと同じように、息を止めないことです。
また、力を抜いた後は脚を下げるのではなく、先ほどの痛みが出た位置より先に行くはずなので限界までぐーっと押してあげることでより効果が高まります。
その位置でもう一度ホールドリラックスを行ってあげましょう。
眠れないときの寝る方法で、体全体に力を入れるとリラックスして眠りやすくなるといった話を聞いたことがある方いらっしゃるかもしれません。
それもこのホールドリラックスを利用しているわけですね。
バリスティックストレッチング
こちらが多分皆さんが普段やられているストレッチ方法だと思います。
反動をつけてストレッチをする方法ですね。
一人でも行いやすいですし、部活動などでも取り入れられているストレッチの種類かなと思います。
効果がないわけではないのですが、筋肉を損傷しやすいので、あまり医療の現場では使われなくなってきています。
怪我を予防するためにストレッチをやって、怪我をしてしまっては意味がないですからね。
今までの方法と違い、一人でも簡単にできるというのが強みではありますが、本当に体を柔らかくしたり、怪我を予防したいのならスタティックストレッチングかホールドリラックスをおすすめします。
ストレッチの種類ごとの名前まとめ
今回はいろいろなストレッチの種類について紹介させていただきました。
個人的にはスタティックストレッチとホールドリラックスを併用して行っていくのがいいですね。
しかしどちらも誰か一緒にやってくれる人、またホールドリラックスはパートナーガそれなりに力がないとなかなかできません。
是非一緒にやってくれる方がいるなら、これらのストレッチの種類をやってみましょう。
いろいろな筋肉のストレッチに使えるので、ぜひお風呂上りなどに導入してみてください。
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