最近リハビリ見学実習を1年生から導入している大学が増えてきています。
専門知識もほとんどないのに病院で実習しても意味があるの?
何てこと思ったことがあるかもしれません。
実はこのリハビリ見学実習はめちゃくちゃ重要なんです。
今回はリハビリ見学実習中・リハビリ見学実習前・リハビリ見学実習後にやるべきことについて紹介します。
リハビリ見学実習前にやるべきこと
まだ専門的な知識もほとんどないですし、どんな疾患を見るかも病院についてからしかわからないことがほとんどなので予習のしようもないと思います。
ただ見学実習といえど、血圧測定や問診といった基本的なことはさせていただくことがあります。
特に血圧測定などを実際の患者様にやるのは初めてだと思うので、大学で機器を借りて練習しておくといいですね。
また服装や清潔感はとても大事なので気を付けてください。
- 白衣にしわや汚れがついていないか?
- 名札は折れ曲がったりしていないか?
- 髪色や髪の長さは適切か?
ここら辺は重要なので実習前に必ず確認しておきましょう。
リハビリ見学実習中にやるべきこと
- 患者様とのコミュニケーション
- メモ
リハビリ見学実習中はこの2つが特に重要になります。
コミュニケーション取りすぎてメモがおろそかになるのも、またメモ取りすぎてコミュニケーションを取らないのも問題です。
実際の患者さんと関わることのできる機会は大学内ではありません。
そして今後評価実習や治療実習でも大切になるのが患者さんとのコミュニケーションです。
積極的に患者様とお話しさせていただきましょう。
またメモ内容としては
- 疾患名
- 性別やだいたいの年齢
- 現病歴
- 理学療法士の先生や患者さんが言っていたこと
- リハビリとしてやっていたこと
などは確実にメモしておきましょう。
でもできるのならできるだけメモを取らず頭に直接入れて、患者様とコミュニケーションをとるほうを重要視するのがおすすめです。
また理学療法士の先生が○○やってみる?など勧めてくださったときは積極的にやることをおすすめします。
初めての実習で失敗したらどうしよう・・・
といった不安もわかりますが、本当に貴重な機会です。
1年生で初めての見学実習ですし、できないのが当たり前です。
4年生とかになってからできません・・・と言っている方が怒られます。
患者様に触れることのできる貴重な機会を無駄にせずに、積極的に臨床見学実習に参加してみてください。
リハビリ見学実習後にやるべきこと
見させていただいた疾患についてまとめたファイルなどを作っておくと次の評価実習などで役に立ちます。
私は大学から出た課題としては見た患者様をICFにまとめるなどが多かったです。
心身機能・身体構造、活動、参加に分けて書くのって初めは結構難しいです。
慣れるためには何度も何度も書くことです。
見学実習では何人かの患者様を見せていただけると思うので、是非それぞれの患者様でICFを書いてみましょう。
リハビリ見学実習でやるべきことのまとめ
今回はリハビリ見学実習でやるべきことについてまとめてみました。
・服装のチェック
・メモ帳の準備
・患者様とのコミュニケーション
など最低限のことはやっておきましょう。
基本的には次の評価実習につながるように準備をしておくことが大切です。
また理学療法士の現場ってこんな感じなんだなと学ぶことも重要です。
次の評価実習では横に先生はついてくださりますが、基本は一人で患者様と接します。
見学実習という名前はついていますが、積極的に実習に参加していくことで今後の実習が楽になります。
良い見学実習にしてくださいね!
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