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イオントフォレーシスとは?実は多汗症治療だけではない?

イオントフォレーシスとは?実は多汗症治療だけではない?

今回は多汗症治療と調べるとよく出てくるイオントフォレーシスとは何なのかお話していきたいと思います。

このイオントフォレーシスというのは、実際に医療の現場で使われているものです。

しかしiontodermaやDermadry、Saalioなど個人で購入できるイオントフォレーシスの機器も現在少しずつ増えてきています。

これらは多汗症治療のための機器として売られています。

しかしイオントフォレーシスとは何なのかについてよく知らずに使っている方も多く、危険だなと思ったので今回はこの記事を書かせていただきました。

病院で使う分には全然良いのですが、個人で使うならなおさらイオントフォレーシスとは何なのか知っておく必要があります。

目次

イオントフォレーシスとは?

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イオントフォレーシスとは

直流電流を用いて組織内へ水に溶解した薬剤分子の輸送を促進させる薬剤輸送システム

エビデンスから身に着ける理学療法 編集 庄本康治

のことを言います。

簡単に言うと、私たちが普段貼ったり塗ったりしている薬をさらに浸透させることができるのがイオントフォレーシスなんです。

イオントフォレーシスがなぜ薬を浸透しやすくするのか、これには電気的反発作用というのが関わっています。

電気的反発作用とは、薬剤をイオン化し、イオン化した薬剤をその電荷と同じ符号をもつ電極間に配置させることで生じる反発作用により経皮吸収を促進させています。

少し難しいですが、つまりプラスの電荷を持つ薬剤は、プラスの電極側で使うことで吸収が促進されるのです。

特に毛包や汗腺は電気抵抗が比較的小さい部位なので、薬剤の通り道として重要だとされています。

イオントフォレーシスが効く病気は?

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多汗症治療として有名なイオントフォレーシスですが、実はその他の治療にもたくさん使われています。

リハビリテーションとしては疼痛軽減を目的として使われることが多いです。

そのほかにも、関節リウマチ、変形性膝関節症、上腕骨外側上顆炎、腱板損傷などたくさんの病気に対してイオントフォレーシスは有効なんです。

研究結果でも炎症を抑えるための薬をイオントフォレーシスを行った所では薬剤の浸透率が高くなったことが報告されています。

しかしイオントフォレーシスをやってはいけない場合というのもあります。

心臓ペースメーカーまたは不整脈がある場合
妊婦
傷が完治していない箇所

他にもいくつかありますが、今回は重要なものを挙げさせていただきました。

私も今多汗症治療としてiontodermaというイオントフォレーシスの機器を使っていますが、これらの禁忌に当てはまる場合はイオントフォレーシスによる治療はやってはいけません。

病院でやる場合は担当の方がしっかり気を付けて治療をやってくれるとは思いますが、もしiontodermaなど個人でイオントフォレーシスの機器を購入する場合はイオントフォレーシスの禁忌には気を付けましょう。

またイオントフォレーシスの注意事項として、電流密度があります。

電流密度が高すぎると、火傷だったり皮膚の損傷にもつながるので気を付けましょう。

イオントフォレーシスとはのまとめ

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今回はイオントフォレーシスとはなんなのかということについてまとめてみました。

iontodermaや、Dermadry、Saalioなど現在は個人でイオントフォレーシスの機器を購入することもできます。

しかしどれも海外製品であるため、イオントフォレーシスとはどういうものなのかを理解せずに使っている方が多いです。

今回のイオントフォレーシスの禁忌などは特に重要なので、気を付けて使ってください。

きちんと使い方さえ守ればイオントフォレーシスはあなたにとって素晴らしい治療法になると思います。

また個人で買えるイオントフォレーシスについてはこちらにまとめています。

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こちらは多汗症治療用ですので、今回紹介した他の病気に対しては使えません。

もちろん使うことは可能ではあるとは思うんですが、しっかり医師の監修のもとやるべきです。

多汗症に悩んでいる方は参考にしてみてください。

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